第4章 Prologue:始解
数日後。
「今日はこれまでじゃ」
「……はい。」
私はじぃ先生に対して距離を取っていた。
「…ポインティ、3日ほど空座町へ行ってこい。」
「……?」
じぃは続けた。
「実戦訓練で力をつけて来い。」
「本当ですか?!」
嬉しかった。私の実力がどんなものか知りたかったのだ。
「現世に派遣されている朽木ルキアに監督官としてつかせる。」
「朽木隊長の妹さんですか!それは楽しみです!」
「これは訓練じゃ。気を引き締めて参れ。」
「はーい!」
私はその後、現世へ向かった。
穿界門の外には既に女性死神がいた。
「貴様か。特待生というのは。」
「よろしくお願いします!朽木ルキアさん!」
そしてお互いの顔を見合った。
「……貴様、どこかで…」
「あっ!」
ルキアさんは私が空座町へ行くたびに出会う死神だった。
「こういう形で再会するとはな!」
この人には何度記憶を書き換えられたことか。
「斬魄刀はどうした。」
「ここにあります」
斬魄刀を手に出した。
「ほう。面白いな。」
「ルキアさんの斬魄刀は尸魂界で一番美しいと聞きました!」
「始解をすれば柄から切っ先までが白くなる。また見せてやろう」
「ありがとうございます!」
と話していると通信機が鳴った。
「虚ですね」
「あぁ私は直接手は下さない。わかってるな?」
「はい!」
霊圧を探って虚の居場所を探りったが、あちらから近づいて来ているようだ。
「ルキアさん、あっちから近づいてきてません?」
「…!? あれだ!」
ルキアが指さす方向に大きな虚がいた。
「うまそうな霊圧を感じたと思ったら……死神か!はは!こりゃいいぜ!」
「ポインティいけるか?」
「いぇあ!」
ルキアが下がった。
「女のくせに丸腰か?」
私は笑った。
「守護せよ 風月!」
「ははは!そんな鎌で俺に勝てるか!」
間合いに入るより、遠距離の方が良さそうだ。大鎌に変化させた風月に霊圧を送り込み振り降ろした。
「空気の刃か!こんなもの…」
空気の刃は物理的なものでは無い為、受け流しは困難だ。
空気の刃の中の霊力を何らかの方法で除去したとしても空気の刃は消えることなく、当たれば負傷する。
虚の指先、胴体、背中、順番に刃が貫通し仮面が割れた虚はそのまま消えた。
「貴様……見事ではないか!!!」
「本当ですか!?」
