第23章 無情な月の下で
私は尸魂界に来て4日ですっかり良くなった。
「あと2日は霊力使わないで、安静に!!」
天月ちゃんの指示で隊首室で事務作業を行っていた。
「あら、地獄蝶?」
地獄蝶に触れる
「え?」
五番隊の隊員達が何者かに暗殺された為、厳戒態勢を各隊で行うこと。
そして緊急隊首会も行うと。
「一番隊各位に告ぐ、--時--分に厳戒態勢の命令が出た。総員、Cパターンの配置に着くように。佐伯隊長が隊首会より帰還後、席官会議を行う。席官は第一会議室へ集まるように。繰り返すーー」
隊首会では今後の動きが指示され、席官会議でも情報共有を行う。
「本日、五番隊で6人の斬殺死体が同隊隊員によって発見された。犯人は不明。隠密機動が総力をあげて犯人を探しているが、被害者が五番隊……つまり、藍染惣右介が関わっている可能性があるとのこと。」
「じゃあ各隊で犯人探しをするのではなく、瀞霊廷の警備に就け、そういうことですね?」
「えぇ。そのとおり。厳戒態勢Cパターン、配置はここ」
次々と指示を出したあと、隊首室にいた。
「……良かったです、隊長がいてくれて。私1人じゃあんなに的確な指示できません。」
「貴女は1人じゃない。レンもいるし、隊員もいる。」
再び地獄蝶が現れた
「……現世に破面出現。しかも4隊。一番隊は討伐へ向かえ、と。」
「なんというバッドタイミング……」
私が離れるわけにはいかないし、行ったところで今は戦えない。
誰に行ってもらうか。
「……鏡山両副隊長、蓬莱三席、今すぐ現世へ向かって。」
卍解を持つ3人ならなんとかやってくれるだろう。
隊首室に一人でいた。
「女」
聞いたことのある声に驚いた。
いつ入ってきた?
どうやって入った?
全く霊圧が感じられない。
「少しでも妙な真似をすれば犠牲者が増える。」
背中に刀が突きつけられていることが椅子越しにわかった。
「……ウルキオラさんだったけ?織姫さんは無事?」
「気になるか。」
「えぇ。」
「会わせてやる。」
意外な返事に私は驚いたが次の瞬間、私は胸に刀が刺さっていたのに気付いた
意識が遠のいた。