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【BLEACH】

第3章 Prologue:斬魄刀


その夜、眠りについた時どこからか声が聞こえ、目を開くと真っ白な世界が広がっていた。

夢にしては感覚がリアルだ。

『私たちを見つけて』

声だけが聞こえる。

「だれ?だれなの」

『私たちを見つけて』


この感じ、少し覚えがある。

心を落ちつかせて浅打と寄り添う時の穏やかさだ。

「あなたは斬魄刀?」

そう聞くとはっと目が覚めた。

見慣れた天井。

何故か手には浅打があった。




翌朝、この夢の謎を抱えながら尸魂界へ戻った。
地獄蝶がまだ扱えないので毎回命懸けだ。
それもまた修行のひとつ。

「おはようございます、ポインティちゃん」
「あら、調子はどう?」

雛森さんと乱菊さんだ。

「おはようございます!調子はぼちぼちです…でも昨日瞬歩ができたんです!」
「へぇすごいじゃない。」
「聞いたよ、ポインティちゃん、鬼道が上手いんだってね!」
「いえいえ、まだまだです。また時間がある時に教えてください!」
「私なんかでよければいつでもいいわ。」
「早く行かないと怒られるんじゃない?」
「そうですね!では失礼致します!」


ここの死神さんたちとも仲良くなった。

気さくに話しかけてくれるのは乱菊さんと雛森さん。
冬獅郎もちょくちょく様子を聞きに来てくれる。

浮竹さんや、京楽さんもとてもよく面倒を見てくださっている。

まだ死神でもない自分が隊長と親しくするなんて恐れ多いことかもしれないけれど、藍染隊長は『絆に立場なんて関係ない』と仰ってくれた。

死神さんとはやく一緒に仕事がしたい今はその一心で修行する。





「今日はここまでじゃ。儂は仕事に戻る。」
「ありがとうございました!」

私はその後、ひとりで修行を行った。
じぃ先生から鬼道を教わりやっと自分が知らず知らずに出していた技がなんだったのかわかってきた。

詠唱なるものを言えば威力は増すという。
その詠唱も覚えるのが難しい。

私はメモを取り出し、見ながら鬼道の練習をする。

「えーと、さんざいする獣の骨 尖塔・紅晶・鋼鉄の、車輪 動けば…風 止まれば空 槍打つ音色…が虚城に満ちる破道の六十三、雷吼炮?」


右手からちゃんと雷吼炮が出た。


鬼道の修行をしたあとはいつもの浅打との対話を試みる

「もっとあなたについて教えて」
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