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白昼夢第1幕【三日月の満たし方】月島蛍[®18]

第9章 羅睺


背中を向けたまま
話す声に
返事はない

ただ小さい温もりが
崩れて蹲る気配がした
 
でも振り返れない
振り返ったら
キミを見たら
僕はまたキミを
好きになっちゃうかも
知れないから

早く帰ってよ
アニキが待ってるよ?

僕はもう要らないんでしょ?

「帰りなよ。
もう話は終わったでしょ?」

階段を昇る僕に
姫凪が抱き着く

止めてよ。
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