• テキストサイズ

Replay

第10章 名前を呼んで


『ちゅ、うやさ…ッぁ、っ……なんでいきなりッ、!』

表面を指で撫でるように優しくなぞられ続けて、先程口の中を擦られただけで気持ちよくさせられてしまって既に敏感になっている身体が、ピクンピクンと小刻みに…時に少し大きく跳ねる。

「そんな格好で迫られて、こちとら普段から抑えんのに必死だっつうのに可愛い事までしてくれたんだ…抱きたくもなる」

『だ、抱き……ッ?』

「…………“いつも以上に可愛がって”ほしいんじゃねえのか?」

中也さんの声に、ようやく自分が何をしでかしたのかが分かった。
正気に戻ったのは、中也さんのそれが主張しているのを感じた時。

正気に戻ったというよりは余計にダメになってしまったような気がするのだけれど、気づいた時にはそこに手が触れていた。
そんなところで酔いが覚めたのか頭が段々覚醒してきて、最早退くにも退けない状態。

その上、以前あれだけ拒んでいた中也さんが、何故か拒みきらずに私を引き剥がそうとはしなかった……そして逆に、チャンスなのかもしれないと考えたのだ。

だから酔ってるフリをして続けようとしたのだけれど、流石は中也さん。
あっさりと途中でバレてしまった。

『わ、たしッ…胸、どうしたの……っ?』

「まさかの記憶はなしか…上着類脱いでボタン外して下着まで外して、俺の顔に押し付けてきたんだぞお前……」

『ひぇッッ!!?』

私が中也さんにしていた事を頭を抱えながら教えられて、頭が混乱し始めた。
何してんの私、いや真面目に何しでかしたの私!!

『ち、中也さんに痴女って思われた……っ、どうしよう、もう私生きてけな…ッ!!』

言った途端に乳輪に触れられ、いっそう強い刺激が背筋に走った。
スリスリとそこを撫で始める中也さんの手に短く荒い息を漏らしつつ、いやらしく触られるそこを見ないよう顔をそむける。

『ぁッ…、ッ、んっ……』

「お前が酒癖悪いのは聞いてたから、んな事微塵も思っちゃいねえよ……まあ、たまにはああいうのも悪くねえ」

けど、と続ける中也さんの顔を見て、表情だけで…色っぽいその顔を見ただけで、身体がゾクゾクしてしまう。

「やっぱ俺はする側なんだわ…途中まではお前に任せようと思ってたんだが、結局気持ちよくさせたくなった」

中也さんはグイ、と顔を近付けてきて悪戯っぽく笑って言う。

「そろそろ大人の恋愛でもどうだ?」
/ 2703ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp