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虹と花とキミ達と 2 《気象系》

第77章 専属達の夜さり来い


本郷視点

 おかしいな?

 全然 メンバーの気配を感じない

 まさか!

来賓者様たちをすりぬけ

店に入ってすぐの 沢山の花が飾られていた通路に
嵐五人と神妙な顔した後輩二人が、煌びやかに着飾っている花の精霊に囲まれていた。


「ああ まだココにいた!社長がおまちです」

(周りにあんなに精霊いたら、時間の流れまちがうよなぁ)





O「え!待ってる?」
 ヤバイっといった顔の大野さん。

S「ヤバいね いそご!」
 櫻井さんが走り出した。

その背中を追うように走り出す五人。

(ボンは、ニノさんの事しか見てないね〜
 報われないのにねぇ ケぇナゲ〜)
すこし遅れ気味の二人の背中を見ながら ついて行く。






 御供様と嵐の五人が社長の傍まで近づくと、複数の従者が スーッと背後に下がる。


(よし 俺も下がるかぁ… ん キッチィいないな…)


料理をせっせと皿に取っている姿を見つける。


(お! 自発的? いいねぇ 成長著しい!!


 じゃ 俺は 食事場所をちょっと 整えておきましょうか)


運営が用意した嵐五人が飲食するスペースに、嵐のメンバーが好きそうな、食事が並んでいる。


(へー 良いラインナップだなぁ…)


 その料理やテーブルからピコピコ現れるカラフルな蟲

(ふふ 久しぶりに 喰べても怒られないよね)

毒々しいカラフルな蟲を摘まみ 口の中に放り込む。


(うーん ひっさしぶりの害蟲

 これは 水あたりだな

 食あたりっ 水あたりっ

 酒あたり? コレはダレカの思念蟲だなマズ!)


口と指を動かしていると、現地のスタッフが不思議そうな顔をしてみていた。

(あ…やべ…)

一番近くにあったナッツの盛り合わせに手を伸ばして、口に放り込む。


(久しぶり過ぎて 周り見てなかった 失敗ぃ失敗っ



 ん?

 この感じは言の葉の飛来の波動

 この会場に舞い降りるということは メンバーへかな…


 飛来地を確認しに行こう)




司会進行の人と少し頭を下げ気味の櫻井さんが 演壇の横にいる。


(櫻井さん宛か じゃ 警戒はしなくていいね

 俺も ボンの好きそうな物 取ってきてあげよう!)
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