一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
駄目だ。
想像したくないけど
ここまで連れて帰らせたのも
「うっわ!
戻ったなら声くらい…掛けて来たけど!
いや、勝手にスンマセン…
少しは腹に入れないと
余計辛いかなって…」
気を使って何か作ろうとしてくれたのに
見事に女子力も材料も空の
冷蔵庫にドン引きされたのも
「布施さん?
あの、なにか食べられます?
俺なんか作る…って
何もない…いや、買ってきて…」
夢なんかじゃないのよね…!
慌ててフォローしてくれようとする
姿すら申し訳なくて
せめてキッパリ断って
サッパリ今日の事は
忘れてもらおう思ってたのに
『…もう、大丈夫だから…
えっと…迷惑掛けて…ンんッ!』
お酒のバカヤロウ…!!
胸を焼くような酸っぱい感覚は
私をトイレに逆戻りさせて
「布施さーん、鍵かけずに
待っててくれますー?
なんか適当に買い出ししてくるんで」
二口くんは出て行ってしまった
年下の男の子に
迷惑かけっぱなしで
なんて情けない
酸味を吐き出し切ったのに
全くスッキリしない胸の中
そして…
『せめて起きて待って…
お詫びと御礼…』
抗えない睡魔は
リビングのソファーに辿り着いた所で
私を夢に引きずり込んだ