一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
「え?あぁ…毎度あり…?」
暗くなった私に戸惑う声を背中に受けて
店を出る
『買い物しなきゃ…』
聞いたばかりの店に行こうか
それとも近くのスーパーで
済ませようか…
ため息混じりに独り言を吐き出し
トボトボ歩く足は
八百屋さんに向かってる
『脈なしなのに
次の話題の準備とか…』
諦めの悪い自分に呆れ
引き返そうとした私の横を
通り過ぎた人影が
「あ、れ?
布施さん!」
『え?あ、どうも……』
私を振り向かせた
「今日は早いんスね、帰るの」
爽やかな声で
いつも通り人懐っこい笑顔で
話し掛けて来るけど
『そう、かな?
いつもとあんまり変わりないと思うけど…』
駄目だ
私はいつも通りなんてなれない。
「そうでしたっけ?
俺が買い物に
時間掛け過ぎたんスかね?
てゆっか待ってて下さいよ~
ダッシュで帰る所だったンスよ?」
『…えっと…ごめん…』
私の素っ気ない態度にも怯まないで
笑う顔に店長さんの言葉が過る
"二口は見たまんまだし"
見たまんま…って?