第18章 Will never let you go…
櫻井side
潤がキッチンからヨーグルトを持ってきた。
M:「これぐらいなら食べても
差し支えないでしょ?
せっかくみんな揃ってるんだから
一緒に食べよう?」
潤が手を動かしながら雅紀にすすめる。
雅紀もまだ、時間にゆとりがあるのか
頷いて席についた。
雅紀はヨーグルトとフルーツ、
智くんにはお粥が、
そして俺たちには大皿にサラダと
スクランブルエッグ、
ローストしたベーコンとトースト
それにフルーツが
用意され、それぞれ飲み物も出て
賑やかな朝食が始まった。
よくよく考えればこんな朝食自体も
久しぶりで…。
なんだか妙に嬉しかった。
まぁ、そう思ってるのは俺だけじゃなくて
他のみんなもなのは、顔を見ればわかる。
雅紀が言ってた通り、
こうやって狂ったリズムを
戻していけばいいんだよなぁ。
N:「お、旨そうじゃん、それ。
食べないの?」
ニノが智くんの前に置かれた
お粥を見ながら言う。
O:「たべるよ?
でも少しさめるのまってるの」
N:「ふぅーん、
じゃこうすればいいじゃん?」
ニノがスプーンを手にするとお粥を1匙掬う。
ふーふーと息を吹き掛けて冷ますと
なんでない顔で智くんを見て
スプーンを差し出した。
N:「ほら、あーん?」
O:「え?かず?」
N:「え?じゃなくてあーんして?ほら?
今更恥ずかしくないでしょ?」
ニノに言われて智くんが小さく口を開けた。