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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第18章 Will never let you go…


櫻井side


ずっと黙り込んだまま、
智くんたちを見ている俺。


N:「翔ちゃん?大丈夫?」


和がそっと声をかけてきた。


「ん、多分、平気…。
 ごめんな、なんかさ、
 つらい役回りさせて…」


N:「翔ちゃん…
  みんなで越えようって言ったの、
  翔ちゃんだよ?
  
  なんでそうやって全部一人で
  背負い込もうとするの?
  その辺はほんと、よく似てるよね…
  智と…」


「そんなこと…」


N:「あるでしょ?
  一人で出来ることなんて
  たかが知れてるよ?

  でも、5人でなら乗りこえられると
  俺は信じてるよ?

  翔ちゃんも少し休んで?
  ショックだったんでしょ?さっきの」


言われてそうだって思う。
ショックで、完全に思考が停止してる。

どうしたらいいんだろう?

智くん…。
誰よりも繊細で誰よりも鈍感な貴方に
どうやったら伝わるんだろう?

俺たちの想いは…。


A:「大ちゃん、一つずつ解決しよ?

  まずはさ、今持ってる薬、全部だして?

  ね?大丈夫、お守りになってるのも
  わかってるから。

  全部を乱暴に取ろうって
  わけじゃないよ。

  まずはさ、どれだけ持ってるのか
  教えてほしいんだ」


雅紀が智くんにゆっくりと伝える。

安心してほしいっていう気持ちが
すごく伝わってくる。

一人で全部解決しようとしてる自分が
滑稽に思えた。

こんなに力強い味方がいるのに…。

俺も智くんもなんでそれに
気づけなかったんだろう?



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