第18章 Will never let you go…
松本side
「俺に凭れてていいから…。
少しこのまま落ち着こう?」
過呼吸で疲れたのか
ぐったりした様子の智さん。
抱きしめながらこれから
どうしたらいいか考える。
もう俺だけでは解決できないし…。
「そのままでいいから聞いてて?
あのさ…みんなで話そう?
このままじゃダメだと思うんだ、俺。
智さんだってわかってるでしょ?」
俺の声に小さく頷く智さん。
O:「でも…」
「大丈夫だよ?怖くないよ?」
頷いたのにすぐにそれを
否定しようとする
智さんに言い含める様にいう。
「ね?みんな呼ぶからさ、来るまで
少し休もう?
もう、やなことしないから…」
電話しようと
その場を立とうとする俺を
智さんが小さな声で呼び止める。
O:「や、行かないで…そばにいて…。
一人にしないで…。
…嫌いに………ならないで…」
吐息のように細く小さく呟かれた一言。
この人の本心が垣間見えた気がした。
「智……、嫌いになんか…ならないよ。
傍にいるから…。ね?」
捨てられた仔犬のような顔で
俺を見るこの人を
一人にしておくなんて出来なくて…。
そのまま手を握って体温を伝える。
ようやく落ち着いた頃…
俺は手元のスマホをいじり
翔さんたちに連絡した。
それからしばらくして…
智さんのマンションにメンバーが
集合した。