第17章 Rolling Days
大野side
宮城での時間は瞬く間に流れていく。
2日目も着替えもそこそこ会場を飛び出した。
宿に戻ってシャワーを浴びて一息ついて、
気がつけばソファでうとうとしてた。
少し高めの音が部屋に響いて…
それがインターフォンの音だと
気がつくまで少し時間が掛かった。
慌ててドアを開けると眼鏡姿のイケメンが
おどけた顔で立っていた。
M:「おばんです。
開かなかったらどうしようかと思った。
ごめん、もしかして寝てた?」
「ううん、ちょっとウトウトしてただけ。
入って?」
リビングになってる空間までのわずかな間、
松潤の手から袋を受けとる。
後ろから松潤の声。
M:「もう、いつでも寝れるって感じだね?
あっ、智さん!シャワーのあと髪、
乾かさなかったでしょ?
ここ、寝癖ついてるよ?」
「まじか?まぁいいや、明日やるよ。
どうせ、寝たらまた、つくし…」
M:「だぁめ。いま直そ?
俺がやってあげるから」
言うが早いか止める間もなく洗面所に入る
松潤を茫然と見つめていた。
M:「ほら、ぼーっと立ってないで座って」
濡れタオルで頭を包まれポンポンって
小さい子みたいに頭を撫でられる。
暫くして髪の毛が湿気を帯びたのを確認して
潤くんの手が素早く髪の毛を整えていく。
M:「智さん、髪、乾燥してるね。
ちゃんとトリートメントしないと…」
そう言う松潤の手が気持ちいい。
思わず全てを委ねたくなる感触だった。