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【黒バス:R18】with gratitude

第14章 Ephemeral(黄瀬涼太)


あんなに学生みたいに笑い合っていたのに、いざ始まると涼太に翻弄されて、余裕なんてまったくなくて。

奪われた右手に触れた唇が、手の甲から手首、前腕から上腕まで滑っていく。
本来性感帯ではないはずなのに、声が漏れてしまうほど気持ちいい。

キスしながら触り合って、熱を交換し合うのが本当に気持ち良くて、本当に嬉しい。

挿入しなくてもいい、おしゃべりして触れ合って二人の時間が過ごせれば、って思っているはずなのに。それも紛れもなく本心なのに、彼の指にどんどん引き上げられて、次から次へと新しい欲求が引き出されてくる。

こちらの様子を窺うように気まぐれに触れる指は、まだ深いところまで入ってきてくれない。

「涼太……」

そう呼んだ声は、自分でもびっくりするくらい熱を持って掠れてる。
涼太は、ふわりと微笑むと私をカウチソファに座らせた。

そっと触れるようなキスと同時に、ショーツを脱がされて。
重なっていた唇は、首筋を通り徐々に下降していく。

胸も頂には触れず、周りをぐるりと焦らされるだけ焦らされて、欲しい刺激が貰えないまま、また唇は下りていってしまった。

「っあ、ん」

お臍を刺激されて、思わず声が漏れる。
絹糸のような彼の髪が肌を撫でていくのまで、愛撫のようで感じてしまう。

鼠蹊部を通った唇は、そっと陰部の茂みに触れた。

「ふ、……っ」

「ちゃんと、見せて」

思わず足を閉じようとした私に諭すようにゆっくりとそう言った涼太の瞳は、獰猛な獣の如く光っているように見える。
自分の裏側に張り付いていた欲に強く後押しされて、秘唇を指で広げた。

「も、もう、いい?」

恥ずかしくて恥ずかしくて、顔から火柱が上がりそう。
出産して、見た目に変化が出たりしてないのかな。絶対してるよね。
自分でじっくりなんて見ることないから、わからない。
涼太の方がよく知ってるなんて、恥ずかしすぎるんだけど。

凝視している涼太を見ることが出来ない。
ふっと息を吹きかけられて、驚きと快感でびくりと腰を揺らしてしまった。

「んっ……!」

彼の唇なのか舌なのかもう分からないけど、温かくて柔らかいものが陰部に触れて、その部分からぶわっと送り込まれてくる快感。

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