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うちの◯◯がお世話になってます

第7章 ???の姉《後編》(逆転裁判)




「姉妹鑑定の結果が出ました!
菜々子弁護士と狩魔検事は姉妹と判定されました」


係員の言葉にざわつきはエスカレートする法廷内。


「これでもまだ私が姉ではないと………?」

「うっうわぁぁ!!!
違う!!
私は悪くない!!
あいつが……!!
あいつが私を捨てようとするからっ!!」


突然取り乱すウツミ。


「あなたがドエムダさんを殺害したんですね?」


菜々子はやさしく諭すように言った。


「…………ええ。
私とドエムダは周りには秘密で付き合っていたの。
あいつが狩魔検事みたいな女性がタイプっていうから私は狩魔検事みたいになろうと思って彼女が使っている身の回りのものを全て同じにした。
ドエムダに尽くしていたのに………。

あいつは突然別れを切り出した。
理由は私のことを都合のいい女と思っていたのに重いと言われた!!
こんな裏切りがある!?
だから殺してやった!!」


証言台の台をバンっと両手で叩くウツミ。


「あいつを殺したあと我に返ったわ。
どうしようかと考えて思い付いたのは狩魔検事に罪を着せることだった。
だから遺留品倉庫からドエムダをワゴンの中に乗せて狩魔検事の検事室まで運んだ。
幸い、狩魔検事は寝ていたからやりやすかったわ。

そして私の鞭についた私の指紋を綺麗に拭き取って寝ている狩魔検事の手袋を外してわざと指紋をつけてドエムダの首に巻いて、狩魔検事の鞭を取った。

あとは板東ホテルから紅茶を取り寄せて第一発見者として振る舞えばいいと思って」


自供するウツミを法廷内にいた全員が静かに聞いていた。


「では、ムチオ ウツミさん。
あなたはドエムダ エムオさん殺害を認めるんですね」

「はい。
認めます」


裁判長の問いかけにウツミは首を数回、縦に振る。


「では、被告人、狩魔 冥に判決を下します」


裁判長は木槌で机を叩く。


「無罪」


無罪の判決に法廷内から歓声があがる。


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