第7章 ???の姉《後編》(逆転裁判)
「さて、弁護側。
この証人にまだ聞くことはありますか?」
裁判長は成歩堂を見て言った。
「………いえ、ありません」
「わかりました。
では、検察側、次の証人をお願いします」
「承知しました。
次の証人は事件の目撃者、六地緒 内海(むちお うつみ)さん証言台へお願いします」
亜内検事に言われて証言台へ向かう女性。
凄い格好だな………。
次の証人の女性を見て成歩堂はそう思った。
それもそのはず。
女性はコスプレ服のような女性警察官の服(ミニスカート)で鞭を持っていた。
「所轄刑事のムチオ ウツミだよ!
よろしく!!」
そう言うとウツミは鞭を地面に打つ。
「では、ムチオさん。
あなたが事件現場で何を見たのか証言してください」
「わかったわ!!
あれはそう、狩魔検事に持ってきて欲しい資料があるって頼まれて検事室へ行ったの。
すると検事室の中から凄い物音が聞こえるじゃない!
私は検事に一応声をかけて検事室に入ろうとしたわ。
そしたら中から検事が開けるな!!
って言ったの。
でも私、それを気にせず検事室のドアを開けたの。
そしたら男の人が死んでるじゃない!!
びっくりして悲鳴をあげたら回りの人たちが来て、狩魔検事を逮捕したってわけ」
「なるほど。
では、弁護側、尋問をお願いします」
裁判長にそう言われて、成歩堂は気合いを入れる。
ここからが勝負だっ!!
成歩堂はキッと証言台にいるウツミを見た。
「凄い物音が聞こえた、と言っていましたが具体的にはどのような音でしたか?」
「えっ………とこう……人が暴れてものがぶつかったみたいな音だったわ」
成歩堂はウツミの証言を聞いて自分の資料に目を写す。