第1章 好きな人と、体を重ねる人
「痛かったら言ってね?」
「…大丈夫。先生だから」
カチャカチャとベルトを外す音をたてながら言う先生に返事をすると、どきりとするくらい優しい笑みを浮かべられた。
「優しくできる自信なくなるようなこと言うなよ」
その言葉に期待と初体験への恐怖が混ざり合うのを感じたが、経験がないとはとうとう言えず逞しく勃起した先生のものが視界に現れた。
初めて見る起ち上がった男性のもの。
先生は春樹と違ってちゃんと私に反応してくれたのが嬉しかった。
「あ、電気消すの忘れてた」
「……早く」
天井を見上げる先生の腕を急かすように引っ張ると頭を撫でられた。
「積極的なのかウブなのかわからないね。山岸は」
本当は少しでも間があくと恐怖の方が勝ってしまいそうだったからなのだけど、私は何も言わず瞳を閉じた。
ぎし、とベッドが軋む音がして先生の体が私に覆いかぶさってくる。
なるべく音をたてないようつばを飲み込むと、入口に熱いものが押し当てられた。