第2章 縺れた(もつれた)、視界の奥
ファンタジーというのは、
確かに、いいものであるが
私が思うかぎりでは、
あんまり、のめり込んでいては
昔の私のように、倒れてしまうよ。
病院から出る薬と
携帯だのを見続けていたら
目から入る、人口物の光は、
はっきり言って、
とても厄介(やっかい)であった。
『ゲームの魔物』と呼ばれている
ーいわゆる、ゲーム依存性を指し示すことば
それと、同時に、
『幻想依存性(げんそう いぞんしょう)』
と、いう、ものも、ここに記載しておこう
今のところ、
私のお話を、ちゃんと聞いてくれる
あなたを、思えば
どうか、身体を壊さずに
元気でいてほしい からである
甘いことば、というのは
誰にでも、簡単に言えるのである
なら、私は
強いことば、辛口(からくち)では なく
やんわり と 言おう
ほんとうに、いえば
現実の冷水になれて、いなければ
『幻想 中毒 依存性』のままでいると
何が、起きたか、孤独死の棺桶(かんおけ)に
片足を、危うく踏み出しそうだった
からである。