第2章 黄瀬涼太による恋愛指南?!
「黄瀬、たまには気が利くじゃないか」
「たまにってなんスかー!赤司っち!」
軽く微笑みながら赤司は冗談を言う。こいつ…冗談とか言うのか…それとも事実なのか?
「ケーキとか食べるの久しぶりっ!何食べようかな~」
俺の隣を歩いている桃井は嬉しそうにあれこれ考えている。やっぱり、女の子は甘い物が好きなんだな。一部、例外もいるが…
「紫原」
「何~?氷ちん」
「なんでお菓子が好きなんだ?」
「んー…美味しいから」
「な…成る程」
聞いた俺はバカだった。黄瀬を先頭にしてぞろぞろと道路をキセキの世代+桃井、俺が歩く。
「着いたっスよ!」
黄瀬がこちらを向いて言ってきた。立ち止まったところには真新しい綺麗な喫茶店があった。中が少し見えるが、どうも女の子のお客さんが多いようだ。
「はー腹減った!早く食いに行こうぜー」
「そうですね」
青峰と黒子は早々、店のドアを開けて入ろうとしていた。
「あ!待て、黒子、青峰!」
カラランッ
乾いたベルの音と共に俺達が来店する。
「「いらっしゃいませー!!」」
店員の挨拶を受けてから一人の男子店員がやってきた。
「何名様でしょうか?」
「8人だ」
赤司が素早く答える。
「了解しました!奥の席へどうぞ」
笑顔で接客をする男子店員。顔はそこそこイケメンだ。黄瀬と互角ぐらいか?と下らない事を考える。
(それにしても…)
男子店員が多くないか?だから、女の子のお客さんが多いのか?
「(桃井…ここの喫茶店、男子店員多くないか?)」
「(確かにねえ…)」
案内された席に椅子に4人、ソファーに4人座った。早速メニューを手に取る紫原。こうゆうの早いよな、紫原。
「俺、苺ショート」
紫原がまず、スタンダードな苺ショートを選んだ。
「僕も苺ショートにします」
「私も苺ショート!」
黒子と桃井も苺ショートを選択。