第2章 黄瀬涼太による恋愛指南?!
《椿side》
1週間が過ぎ、テスト当日ー
「うはー…ちゃんと出来るか心配っスよ~」
「出来るだろうよ、俺があれだけ教えたんだ…むしろ、赤点なんて取ったら殺すぞ」
「椿っちが言うと赤司っちより怖く聞こえるんスけど?気のせいっスかね?」
「気のせいだ」
テストを心配しながら歩く黄瀬。土日は1日中、黄瀬のテスト勉強に付き合った。お陰で家族からはいつもニヤニヤしながら茶化される日々だ。
「ん?黒子に緑間、青峰もいるな」
「皆ー!おはようっス!」
「氷童さん、それに黄瀬君、おはようございます」
「…おはよう」
「朝から五月蝿い奴だな、黄瀬は」
黒子、緑間、青峰と挨拶を交わす。皆、テストだと言うのに慌てた様子もなく余裕そうに登校していた。
「なんでいつも俺だけなんスかー青峰っち!」
「お前が一番、五月蝿いんだよ」
「まあ、そんな喧嘩すんなって」
青峰と黄瀬の間に入り、喧嘩をさせまいとする。
「黒子は平気なのか?テスト」
「いえ、今回はちょっと危ないかもしれないです」
「そっか…緑間は?」
「ふんっ余裕なのだよ、人事は尽くしているからな!それに今日のラッキーアイテムのヒヨコのストラップを持っているからな」
そう言って鞄についているヒヨコのストラップを見せ付けてきた。
「思うんだが…最後のは意味が分からん」
「だから、俺のシュートは落ちん!」
「そこはテストじゃないんだな」
「ですね」