• テキストサイズ

【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第42章 影の薄さ




火神がゾーンに入ることは誰も聞いてなかったらしく、いやそもそも彼自身まだ制御できないため当たり前なのだが、ベンチは困惑していた

するとコートにいる日向は何か思い出したのか、ハッとした



日向
「(思い出した。試合前に感じた火神の雰囲気、桐皇戦で初めてゾーン入った時とそっくりだったんだ…!!)」


黒子
「…火神くん」


小金井
「どーすんのカントク!ねぇ!?」


相田
「わかんないわちょっと待って!考え中!!
(正直この試合火神くんのゾーンを全く期待してなかったと言ったらウソになる…けど)
開始直後なんて…っ私も想定していなかったのよ…!!」



彼らの視界で火神は再び流星のダンクを決めており、観客を早々盛り上がらせていた



伊月
「(すごい…やはりゾーンに入った時の攻撃力はケタが違う。けど…)」


須佐
「これって、やばくねーか?ゾーンって体力の消耗もハンパねーんだろ、このままいって最後まで保つのかよ?」


青峰
「…たとえば風呂の浴槽にお湯をめいっぱいはったとすんじゃん」


須佐
「は?風呂?」


青峰
「ゾーンに入った時はその栓を抜いたようなもんだ。みるみるうちにお湯は減る」


桃井
「じゃあ…」


青峰
「保つわけねーだろ」


須佐
「丁寧でわかりやすかったけど俺はばかだと思われてんのか?」


今吉
「いや気に入っとんちゃう?」


青峰
「なんか手をうたねーとこのままじゃ最後までどころか、前半でガス欠だぜ」



そんなピンチに晒されている火神は黛のシュートを止めたが、その事に根武谷は「一瞬前までテメェ小太郎と逆サイドいただろーが」と思い、OFもDFも手をつけられないと言っていた

様子を見ていた相田は「…よし、決めた!」と言ってから水戸部に交替の準備をするように言った



降旗
「え…カントク?」


相田
「そもそもゾーンは青峰くん以外狙って入れるものじゃないわ。偶然の賜物…タナボタのパワーアップよ。けど入ってしまった以上その力を借りない手はない…!
下手にブレーキかけるぐらいなら、このまま行くわよ!

ただし火神くんを攻守両面で酷使したらそれこそあっという間に体力切れだわ、DFを強化…2年生メインで守って、火神くんにはOFに専念してもらう!」


小金井
「2年生メインで…てことは…」






/ 739ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp