例のあの人
鬼舞辻無惨が、名前を呼んではいけないあの人の様な扱いを受けていたので、主人公にも同じ役割を与えました。
炭次郎にしろ、主人公にしろ、鬼舞辻はその家族の中で、最も脅威になり得る人間を殺し損ねています。彼は自ら、自分の生命を脅かす存在を選んでしまった事になりますね。
何故、ヒノカミ神楽の存在を知らなかった無惨が、突然炭次郎の家族を殺したのか、謎なんですよね。あの時点では、花札の耳飾りの存在も認知していませんでしたし。
家を継ぐ長男を殺し損ねている点を見ても、計画性の無い殺人だったと思っています。
ただ、ただ、惨殺した点が引っかかります。お食事の形跡は無かったですしね⋯⋯。
炭次郎の家族を殺した時、冨岡が駆け付けているので、柱の注意を逸らした後、ほぼ同時期に離れた場所で下弦の十二鬼月を動かしていた可能性もありますね。
あくまで私の予想なのですが、夜間に襲われた事を考えると、禰豆子は外へ逃げようとして、最後に攻撃されたのでしょう。
家の中にいた誰かが、無惨を激昂させる言葉を発した可能性もあります。
主人公が登場する前の時系列ですので、書けるか分からないのですが、この辺りのお話も良く考えてみようと思います。
[作成日] 2020-11-09
60拍手