日記※旦那→付き合ってもない尾形
イケメン友人→白 宇佐美
刀友人→若 土方
野生のギン→男体化 インカラマッ
春になると毎年思い出す、皆と出会った日。
まさか今も付き合いがあるなんて、
当時の私には考えられない。
なんせ私は友人を、
あるラインを超えられたらバッサリと切ってしまうタイプ。
来るもの拒まず、去るもの追わず、
でもあった。
初めて集まった教室。
社交性が高い人は、もう初見の人と話していた。
昔ならいざ知らず、
この時の私にはありえなかった。
後方に座ろうとしたが、
もう前の席しか空いていない。
しかも、騒がしい左側(尾形はここにいた)と、
静かな右側があった。
最前席壁際に1人、ポツンと座っている男子がいた。
その隣が1席分だけ空いており、もはやここしか無い。
仕方ない。
おはようございますなんて言わず、
私はそのまま静かに座った。
その時傘を持ち込んでいて、机の縁に引っ掛けておいた。
数分後、その傘がカタンと落ちる。
「あの、傘落ちましたよ」
そう言って拾ってくれた隣の人は、
今も遊ぶ宇佐美君だった。
「あ、ありがとうございます」
1番初めに言葉を交わした人。
なんだか大人しそうな美形だなぁ、
が、第一印象。
自己紹介の時間になり、
トップバッターが意気揚々と教卓に立った。
「黒板使って良いですか?」
その人は大きい黒板全面を使って名前を書くと、
教卓に両手をつき、前に身を乗り出しながら話し始めた。
「どうも。えー、名前のせいなのか、
どういう訳か、
成人しても今だに振袖案内が来る
ハンサムな尾形百之助です」
ドッと笑いが起こった。
あー、ムードメーカーかー。
観察するのは面白そうだけど、
友達にならんまま、
むしろ話さんまま卒業しそうだなぁ。
でもすっごい気になるな。
と、この時は思っていた。
当時の私はまさかこの人が未来の旦那だなんて、
想像すら出来んだろうよ。
それから、各々の個性が爆発する自己紹介。
だってこの人なんか、
ハットかぶって腰に刀を下げてるし。
めちゃくちゃイケボだな!!
個性強過ぎて友達にはなれなさそうだけど、
でも友達になりたいなー!
って思ってた土方さん。
時々オタクが垣間見えるなと思った人は、
インカラマッ君。
その中でも私の隣に座っていた人、
宇佐美君はいたって普通だった。
友達になれるとしたらこの人くらいでは?
とも思った。
まさか猫被った変態だとは知らず、
まんまと一杯食わされてたんだけどね。
自己紹介が終わった直後、
インパクトの強かった尾形と土方さんに
人だかりが出来ていた。
宇佐美君も初めて会う尾形の所へ
真っ先に行っていた。
やはり隣の人とも友達にはなれないかー。
層が違い過ぎる。
壁として観察するかぁ。
そう思っていたいつかの春!!
過去の私に言いたい。
その内このメンバーと、
カラオケオールしたり
花火行ったり
バーベキューしたり
海行ったり
映画行ったり
美術館行ったり
鍋囲んだり
年越ししたり
雑魚寝したりする仲になるんだぜって。
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