第19章 GO…
凛たちを応援してたら誰かに話しかけられた。
振り返るとそこには私の弟が立っていた。
「すばる、来てたの?」
す「うん。ねぇちゃんを応援しに来た。」
「そっか。ありがとう。」
今、話しているのが私の弟
風中すばる
私の1こ下の弟なんだけど、私とは全てが大違い。
勉強出来て、スポーツできる。おまけに家事もそこそこできる。
だから意外にモテてる。
勉強できるから、この中学の生徒ではない。隣町のちょー頭いい学校。
確か…花咲学園…だったかな。ここ、白百合中学校とは大きさも違う。
羨ましい。
「あっ。そういえば今日、学校じゃなかった?」
す「うん。でも1時間授業だったから、早く来れた。」