第3章 1年前の過去
私は人を好きになっていいのだろうか。
正直鈴木健斗のことが好きなのをやめるってことはできない。
でも高橋みつるの事になると心臓がドキドキする。
いきなり
「さら〜!遊びに来たよ〜!」
「杏奈、久しぶり!別のクラスになってあってなかったからめっちゃおひさ」
杏奈は1年の時の親友!
私は杏奈に相談した。
「杏奈、私、隣の席の高橋みつるの事が気になってて。健斗のこと忘れられないのになんでだろ〜~_~;」
「だってさら、最後のほうあまり好きではなかったじゃん!それはもう健斗に恋心がないんじゃないの?」
「そうなのかな…そう考えてみるわ…相談のってくれてありがとう!」
私はみつるの事を意識することにした。