第12章 現れたライバル…
凛「ヨロシクな、さら!」
「うん!」
中休み…
み「さら〜」
「あっ!みつる!」
凛「誰? 」
「あー、私の彼氏の高橋みつるくん!」
み「ヨロシク、凛くん」
凛「お、おう…」
凛「お前、彼氏できてたのか!?」
「いいじゃないの!悪い!?」
凛「いや…」
「凛はね、小学1から4までずっーと一緒だったんだ。それで、朝も昼も帰りも一緒だったんだ。みんなにどれだけ仲良いんだよ〜ってくらいずっーと一緒にいたんだ。
けど、5年のとき、凛が両親の仕事で海外に引っ越しちゃったの…
私は毎日のように泣いた。寂しくて学校もまともに行けなかった…そのあと気づいたんだ。私の初恋の人だと…」
み「え…」
「でも、凛は帰って来ないから諦めた…それで中学に入って、健斗に出会った。彼は私に人生が楽しいってことを教えてくれた。
でも、健斗に好きな人が出来てまただって思った。 2年になってみつるに出会った。でも、今までの凛や健斗みたいな気持ちよりはるかに大きな気持ちだった。
だから私は恋をする楽しさを教えてくれたのは初恋の相手…凛だったんだ。」
凛「さら…俺ってお前の初恋の相手だったの?ちょー嬉しいんだけど。」
「えっ…」
凛「俺もお前のこと好きだった。今もだ。」