第25章 最終回
あ「みつるどこかなーーーーー」
凛「な。」
「みつる背高くなったんじゃない♪?だってメールでちょー伸びたとかきたもん」
あ「えっ!?それ聞いてない!!!ずるーい!!!」
いやいや、私悪くないんですけど…笑
凛「あっ、みつるからメール…
『今、出口ゲートでた』
だって」
あ「いこ!!!」
あおい、嬉しそう…よかったね。
ゲートにて…
み「あ、あおいーーーーー!」
あ「えっ!?誰が呼んでるの??」
凛「あそこじゃね?あの背でけぇ奴…」
あ「えっ!?あれがみつる!?」
まじか。
背伸びたとか言ってたけどあんなにとは…
み「久しぶり!あ、あとただいま!」
あ「うっ…もぉ…遅いよ!でも…
おかえり!!!」
み「わぁ!!!急に抱きつくなよー!」
あ「だって、だって!3年も待てないよ〜泣」
凛「おいおい、ここ空港だろ。こっちがはずいわ。でもみつる、おかえり」
みつる…
なんか中学の時は
かっこいいっていうより可愛いだったんだけど
今は可愛いが一つないくらいかっこいい。
やば。男の子ってこんなにも変わるんだ。
み「さら?どした?」
「あーううん!なんかみつる、ちょーかわったなぁと思って…」
み「あーまぁ身長は3年で20cmは伸びたかなー。
あーあと、英語はペラペラ、あとはねー、やっぱ男らしくなったんじゃない?」
「うん。」
み「惚れた??」
「いやいや、ないよ、それは笑」
あ「確かに、さらの言う通り、変わって、かっこいい。」
み「気づくの遅!」
これからはこの4人。
また違う日々が始まる。
み「じゃあそろそろ帰ろっか。」
「うん。」
私たちは私たちの街へ戻った。