第24章 FRY
みつるが日本を離れて約5ヶ月
私たちは無事に同じ高校に行けて楽しい毎日を過ごしている
ピンポーン
「はいはーい今行く〜」
凛「早くしろよ!学校遅れんだろ。」
「ごめんって!待ってて!カバン持ってくる!」
凛「ったく…」
……
「お待たせ〜」
凛「おせえよ!5分アウト!」
「ごめん!」
凛「行くぞ!電車遅れんぞ。」
「はーい。行ってきまーす!」
あおいとは私たちの駅の二駅あとのところに住んでるんだ。
みつるがいなくなって一人暮らしを始めたんだって。
お母さんはまだ早いー!って賛成しなかったみたいだけど…
凛「そういえばさ、もうみつるがいなくなって5ヶ月だよな…」
「ねー。案外早いもんだね。」
凛「そうだな。」
なんだかんだ話してるとあおいがくる駅に着いていた。
私たちはいつも3両目の所で待ち合わせ。
だから一緒に行ける。
あ「おはよーーー!」
「おはよー!元気だね。朝から。笑」
凛「よっす。」
あ「凛もおはよう!笑」
「私たちも運いいよね。同じクラスなんてさ。」
凛「本当だよな。まじすげぇよ。」
あ「ここにみつるがいればね…」
あおい…
わ、話題変えないと汗
「あおいはもう一人暮らしに慣れたの?」
あ「うん!料理も掃除も洗濯もバッチリ!」
凛「スゲぇよな。さらとはおおちがg「うるさい!」
あ「そういえばさ、うちら高校生だけど、あれから出かけてなくない?」
「確かに。」
凛「じゃあどこか行くか?」
あ「行きたい!!!」
「私も!!!」
凛「じゃあ二人で考えといてどこ行くか。」
さ&あ「ok〜!」
アナウンス「次は……」
あ「着くよ〜」
凛「さらのせいで5分遅れたもんな。」
「私じゃないし!」
みつる…早く帰ってきてね