第23章 〜卒業〜
…
「もうすぐで二人とも帰ってくるね。」
凛「おう。」
女1「二人付き合ってるの?いがーい」
女2「羨まし〜い。」
女1「じゃあラブラブなんだね。」
「えっ…と…」
凛「おう!」
女2「きぃ〜!羨ましすぎる。」
女1「じゃね〜凛くん!さらちゃん!」
「う、うん。」
凛「広まってるんだな、俺たち。」
「そ、そうだね。」
凛「なんかあったら言えよ?守るから。」
キュン
『守るから』
これはやばいぐらい嬉しいです////
「凛も無理しないでね?私が守るから。」
凛が笑ってる。
「なんで笑うの?」
凛「えっ?知りたい?」
「うん!」
凛の顔が私の耳のところに…
凛「かわいいなって思っただけ。」
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つぶやくように言うのは反則だよー。
凛「手、繋ごっか。」
「うん。」
凛「あっ、みつるだー。あれー?二人手繋いでるの?」
み「そういう二人だって。」
あ「教室行きますか。」
「うん。」
私たち最後の日が終わりに近づいてきています。