第8章 さむい オール
(瓦礫に倒れた俺を知らない女は助けた)
運ばれてる時にやけに体が痛かったのは
台車で運んだと、聞いた
(····簡単に消せるのに何故か消さない)
しばらく様子見とくか
ガチャ
「レリルさん今日は寒いですからこれを使ってください!」
渡されたのは何やら丸い布
(あたたかい)
「これは湯たんぽと言う稲妻で作られてる物です。今日みたいに寒い日なんかありますから使ってください!」
「···どう使う」
「こうして··抱きしめたり··あとは」
ほわっ
(足があたたかい)
あの時には無かった物だ
「よし。また明日です、おやすみなさい」
シュル···ギュ
「····」
「どうしました?」