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【NARUTO】水神姫は月夜に笑う【長編】

第2章 水神姫



水流園一族は、顔を口布で隠し、生活していたため、素顔をさらしたマイにはじめ気がつかなかった。

火影の問いに
深呼吸を一つし、呼吸を、おちつかせてから

『…は、い。
はい!火影様…今…戻りました』

取り乱していた気持ちが少し
落ち着き、やっと帰ってきたのだと、
火影の顔を見たマイは、
数日ぶりの笑顔を見せたのだった…。



その後、九尾との死闘で命を落とした四代目火影に変わり、復帰した三代目火影の意向により
水流園一族全滅の真相追及の為
暗部総動員での追及及び、
関係した者の抹殺に動く。

又、水流園一族の長と親交があった
三代目自ら、戦地に赴くという
異例の任務となる。

もちろん、ご意見番を、はじめ、
里の上層部は猛反対をしたが
三代目の覇気を纏った、真剣な願いに
渋々ではあるが了承がおりたのだった。

忍一とされる木ノ葉の暗部が
動いたとなれば、終結までは
そう時間はかからなかった。



━━━━━━━━━━━━━━━……



「…懐かしいことを思い出してしもうた…
あれからもう12年か…早いものよ…」

月夜を眺めていた火影は
誰にともなく表情を緩め、
火影邸に帰るため、火影室を後にした。



時同じくして
火影室を後にしたマイは
自分の家ではなく、
あるアパートの一室の窓際へ
立ち寄っていた。


その部屋の中では
金髪の一人の少年が気持ち良さそうに
眠っている。
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