第55章 小ネタ/梨音とマリア
Side梨音
本日の営業を終え、ここからはボク達のリラックスタイム。
マリア「お疲れ〜。」
梨音「お疲れ様、マリアちゃん。」
月麦「お疲れ様です。」
ミルティーユ「お疲れ、みんな。」
ワッフル「お疲れ様でした〜。」
ルリ「あう〜。」
梨音「もちろん、ルリちゃんもお疲れ様。」
ワッフル「ルリちゃんもすっかり看板娘だねぇ。」
ルリ「キャッキャ(≧▽≦)」
マリア「ルリは何時も可愛いねぇ。」
梨音「だね〜。」
月麦「…あの、マリアさん。」
マリア「なに?」
月麦「…もし、ツノ太郎達がルリちゃんの事を迫害しても…ボクは、マリアさんとルリちゃんの味方なので。」
マリア「月麦…。」
梨音「もちろん、ボクもだからね。」
ミルティーユ「私もだよ。事情は深く聞かないけど…それでも。」
ワッフル「ワッフルもお二人をお守りします!」
マリア「みんな…ありがとう。」
ルリちゃんはマリアちゃんの子供。ルリちゃんの父親は…マリアちゃんのクラスメイトで友達だったサバナクロー寮生でペルシャ猫の獣人(恐らく、体目的でマリアちゃんに近付いたのだろう)。
ルリちゃんは茨の谷の"おじさま"と"おばさま"に、ルリちゃんを産むことを反対されて、茨の谷を飛び出して行った(学校の方は退学という事になっている)。
その後、ボク達はツノ太郎達よりも先にマリアちゃんとルリちゃんを見つけ、オレカユニバースに連れてきた。
理由は…もしかしたら、ツノ太郎達がルリちゃんを迫害するかも知れないからだ。流石に無いと信じたい…だけど、大切な人を襲った男との子供だから…多分、憎くないハズが無い…。
それと、ルリちゃんの父親…サバナクロー寮生のペルシャ猫がマリアちゃんに接触する可能性も有るので、安全の為に2人をここに連れてきたのだ。
喫茶店Oでは、マリアちゃんはパティシエ、ルリちゃんはまだ2歳ながらも看板娘として大活躍。嬉しい限りです。
月麦「とりあえず、ボクはルリちゃんとお風呂に入ってくるね。」
マリア「ありがと~!助かる!」
月麦「大丈夫だよ!」
ミルティーユ「私達も一緒しても大丈夫かな?」
月麦「もちろん!」
月麦達はルリちゃんを連れてお風呂に行った。
ルリちゃんの面倒はボク達みんなで見ている。