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愛が重たいです、南波くん【R18】

第2章 芹沢先輩



「古村さん、お疲れ様。向かい座っていい?」

「はい。どうぞー。」

「じゃあ遠慮なく。」


資料と睨めっこしていた私は、無意識に相手の会話に返答していた。

ん?この声、、。

はっと我に返り、向かいの椅子に座る人物を見る。

芹沢先輩だった。

「せ、芹沢先輩!?」

スプーンですくった一口サイズのオムライスが皿に落ちる。

動揺した姿を隠そうと、慌ててコップに注がれた水を飲んだ。

なんで急に芹沢先輩が食堂に来てるの!?

昼ごはん食べるにしても、わざわざ私の向かいに座る必要ないよね!?

状況を理解できないでいる中、真反対の落ち着いた反応を見せる先輩。

「聞いたよ。企画のこと。」

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