第1章 恋愛相談
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「え、彼女?いないよ。でもどうしてそんなこと聞くの?」
あの飲みの日から私は、勇気を出して仕事中の芹沢先輩に隙を見て彼女がいるか聞いてみることにした。
「あ、そうなんですね!あはは!いやー、えっと、私の同僚が気になるから聞いて欲しいって言われてぇー、本当、自分で聞きなよって感じですよねー!」
心臓がバクバクしているのがわかる。
う、上手く誤魔化せてるかな、、。
謎の汗が全身から湧き出した感覚に襲われた。
ビジュも良いから、なおさら先輩を直視できない!!
眩しい!!
「そーなんだ。好かれてもらえてるのはありがたいね。」