• テキストサイズ

魔族と人と、、、

第5章 ぱーとなー





「ミへーラフィ侯爵令嬢と今回はパートナーを組むことになったんだ。だからな、衣装を……」

「まさか、ペアのご注文でございますね??!」

食い入るように前のめりでギルヴァの言葉に重ねたツァン

その様子にクククッと笑うギルヴァ

「そうなんだよ。この国に来てからのパートナーになったから手持ちの衣装ではちょっとだからな?外交会で使うから……」

マキアの肩を掴んでる方とは反対の手で数えていくギルヴァ

「できるなら、10ペアは欲しい。」

「「10!?」」

驚くツァンとマキア

「待ってください!ギルヴァ様!さすがに10ペアは多すぎますわ。大体でも5ペアで、あとはそれぞれ色で合わせるくらいが普通なのですよ??」

止めに入るマキアにハッ!と笑うギルヴァ

「その大体ってゆーのはこの国(ヒューニンザ帝国)の常識だろ??俺はデビアン帝国流で行くんだ。パートナーならそこは止めるな。」

「ですが!いくらなんでも10ペアを注文なんてツァンさん達の負担になってしまいます。」

「いいえ!!マキア様!!」

マキアの言葉に、ツァンは大きな声を上げる

「デバツスヤドレスショップの店主であるツァン。ずっと夢を見てたのです!!マキア様とお相手様のペアを作ることを!!だから無理ではありませんし喜んでやらせて頂きますわ!」

「ツァンさん?!」

やる気が出るツァンに驚くマキア

ギルヴァはフッと笑いながら

「さすがはデバツスヤドレスショップの店主というだけある。開会パーティーが4日後の夕方からある。せめて1ペアは間に合うか?」

「お任せ下さい!!最優先で取り組ませていただきますわ!」

そう言いながら深く一礼をするツァン

1ペアの衣装は最速で…

合計10ペアの衣装が作ることが決まった。


/ 302ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp