• テキストサイズ

魔族と人と、、、

第3章 なかよし




さっきまでの養父との会話を思い出してたが…馬車の車窓からヒュマの街の風景を見るマキア

「何よ。お友達ごっこって……」

養父の言葉に不満そうに呟きながらデビアン帝国一行が泊まるホテルへ向かっていた。











ホテル

ラウンジ



「おう…もう揃ってるのか…早いなぁ」

そう言うギルヴァは…
黒い半袖のタートルネックに紺藍色のジャケット、黒のデニムパンツ姿


気づいた3人はラウンジの1人用ソファにそれぞれ座っていた。

「あ、来たわね。」

冷たい紅茶を飲みながらギルヴァを見るエマリビア皇太子妃は、菖蒲色の長袖ワンピース姿


「最後だったわね。」

扇子を扇ぎながら呆れるビィナは、竜胆色のノースリーブワンピース姿に紺色のショールをしている


「遅いぞー?」

ギルヴァに軽く手を振るレンヒは、翡翠色の襟付きシャツに紺色デニムパンツ姿



「そっちが早いんだよ。子供かよ。」

そう言いながら空いている1人用ソファに座るギルヴァ

「楽しみなんだもん!いいじゃない。」

フンッと言いながらのエマリビア皇太子妃

「私も楽しみで仕方ないのよ。他国の街でお買い物なんて」

フフッと笑うビィナ

「ギルヴァは寝れたの??」

軽くニヤニヤとしながら話すレンヒ

「寝たさ。昨夜は酒も入って疲れてたしな。」

普通に答えるギルヴァにつまらなそうにフーンと言うレンヒだが、何かを思い浮かび

「んで、いつ言うの?かの!?」

全てを言う前にギルヴァがレンヒを睨み、全て言う前に黙るレンヒ

それを見ていたエマリビア皇太子妃が首を傾げる

「なんの話しですの??」

「なんでもありません。」

ピッシャリと言うギルヴァに、何よーって文句言うエマリビア皇太子妃

だが、ビィナはなんの事か分かったのかクスクス笑う


その時、ホテルの従業員の1人が近づいてきて

「こちらです。」

マキアを案内してくれたのだ。



/ 302ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp