第6章 縁(えにし)
『己の命と自我と記憶』を対価として、『己を除く全て』へ渡すことで
『神の因子』というものを植え付けることで、罪や闇そのものと化す癌化を予防している為
神の階層に近いものは神へと自動的に引き上げられるのだという
今世での行動如何にもよるが
『創世神の親の分体』という守りが1兆5000億2000年前から全てに付いている
『神の因子』はその動力源、命の源
闇を祓う為の、膜を破らさせない(死なせない、消させない、傷付けさせない)為のストッパー(守護神)
創世神の親の心を受け継いだ時から、創世神の親が産まれた頃から在る存在
霊体に影響を及ぼせるのは同じく霊体を持つもののみ
すなわちこの世に生きている者のみ
神がこの世に転生するには、神が妊娠させる処女受胎である必要がある
ただし、父となる存在の遺伝子を有した人となる
神の力とは、光そのものとして完成した力…
それと対極の存在、癌の力、闇そのものとして完成した力…
それに対抗できるのは……神の中でも原初の神々のみと
行冥「それはつまり……
我等の中に原初の神々の次世代が居るということではないだろうか?」
恵土「え?いや、そんなまさか…
?(じろじろじろじろ)
??
え?嘘(がしっ!)←杏寿郎の肩を掴む
火?」
杏寿郎「む?なんだ?
恵土「え?
(雷←しのぶ
木←実弥
闇←小芭内
時←蜜璃
光←天元
土)←行冥
ええ?」狼狽
実弥「はっきりしろ!!」
恵土「ぽんっ!)←手を打つ
うん、居るね
よくわかったね凄い!気付かなかった!」
行冥「いや…話しの流れから察しが付く」
無一郎も義勇も天使という原初の神々の手助けをする方、原初の神々の住まう世界(この世とあの世を含む世界を一枚の紙という世界とした4次元の世界)に存在する闇の神と水の神と
それが分かったのは…恵土が打ち明けた24歳の折だった
何故神の呼吸が使えるのか、自由に陽光を用いることが出来るのか…
それは……神の力を引き出す触媒としていること
陽光が常に刺す陽光山とは…神の力を受けて変質した鉄そのものを指す
そこに生えている木々も同じく…
その為…鬼の天敵が神であるのと同義というそうだ
今も尚陽光が差し続けている
のでは無く…
神の力=陽光が常に送られ、武器を齎しているのだと
日輪刀は神の力の結晶体と言えるそうだ
