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化身来華【鬼滅の刃】

第26章 天変動地(てんぺんどうち)





恵土「………………

全てを闇に帰し
それが出来ないものは染め上げて変異させる

そして……己を除く全てを、魂の膜の光を闇へ変異させて破り、全ての魂の膜を破って殺し消す…そして最後に己をも殺して消す

………それは……

…………
それが…一兆五千億年前に起こった史実だ

あいつは主犯格では無い
だが…手を犯したことに、変わりは無い
それに加担したことも変わらないし、死にたくない消えたくない魂に加担させ隠れ癌へ少なからず変異させてしまっている……

何故生かしたと問われた時…
隠れ癌を燻り出す為だなんて言えなかった

癌に追従し盲信すること…
それが……その証だとも……」

耀哉「……そうか…
辛いことを話させてしまったね」
恵土「頭を振る)

私も…心に整理が付けられなかった

あいつは助かりたい一心でしている
だが…だからと言って、これまでのことが全て、いいことへ変わる訳も無い

だから……


私が…(すっ)←自分の胸に左手を当てる
自分の命を対価に、道連れにする

それが一番確実で、必ず叶う手法だ」
『!!』

恵土「誰の手も汚させない
誰も傷付かない、死なない」
その言葉に目を丸くし

小芭内「貴様正気か?」
恵土「………

…私…は……
出来ることなら生きたい

でも…それが……
皆を神に覚醒めさせて
力を解放させてしまう道を選べば…
魂に負荷を掛けたり無理を強いて
消滅することにも繋がり兼ねない
そのことの方が恐い」声も全身も震える、消え入りそうな声
ぽとっ←震え続ける全身、膝の上に置いた拳に涙が落ちる
ごおん!!!!!!←杏寿郎から拳骨一閃

恵土「っうううううううう」←脳天を両手で抑える
杏寿郎「水臭い!!!!

一言言うならそれに尽きるな!!」
小芭内「…煉獄;」

杏寿郎「黙って力を貸せぐらい言ったらどうだ!!?
これまで自らの身を盾にして、粉にして頑張ってきたお前はどこに行った!!!?」

恵土「………(ぎりっ!!)←歯噛みする

魂の、力を解放するのは!
本当に危険なんだ!!←膝を立てて腕を振るう
昔の記憶に塗り潰され兼ねない!
杏寿郎「知らん!!
小芭内、実弥『おい;
耀哉「黙って聞こうね?^^
きゅ!!←杏寿郎は口を噤んだ

恵土「私だって初代の百三十八億年の記憶に塗り潰され掛けた!!初代が助けてくれなければどうなってたか…


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