第16章 小芭内との日常(にちじょう)
小芭内「…;
それで自覚するとは限ら
恵土「限るの!!・・;」
小芭内「わかったから落ち着け;」
その際…
生い立ちについて、お互い口にし合っていた
互いに…異性に対しての恐怖症を抱いている件を理解し合った際
小芭内「他に気を付けることは無いか?」
恵土「大丈夫
意地でも耐えてみせる」ぷるぷる青ざめ
小芭内「まずは離れて布団へ横になれ」
恵土「はい…;←口元押さえ
ありがとう…」
必死に支える小芭内と心配そうに見つめる鏑丸
それらを見た蜜璃は…キュンキュンしながらも、胸がずきんずきん痛んでいた
その際に助け舟を出したのはしのぶであり…
恋についてきちんと伝え、助言していた
蜜璃が小芭内へ抱いている感情…それは、確実に恋なのだと……
断言された情報に…赤面したまま固まってしまった蜜璃である
その後…
無一郎「姉さん、そろそろ迎えに来たんだけど…
大丈夫?
今日退院じゃなかった?」
恵土「ああ
機能回復訓練も無事終わったしな
アオイ達にも改めて礼を
カナヲ「じー」すちゃ!←お手玉、お弾き常備
恵土「あははははは^^;」
しゅばばばばばばばばばば
テロップ『〜三分間お待ち下さい〜』
恵土「うん
精度が上がってきたな!
弟子達にも出来るか確認取らないと」
しのぶ「秒で出来ていましたよね?;」困惑
こくこく←皆が皆頷く
恵土「あははははは;
ごめん、忘れてた;」
しのぶ「全くもお;(溜息)
私はまだ蝶屋敷でやることがあるから残るけれど
くれぐれも無茶だけはしないようにね?
姉さんにも言っておくから
月代さんが明日には帰ってくるから」
恵土「わかった(微笑し頷く)
お前も…無茶しないようにな?」ぎゅうっ
そう言い宝物に触れるように優しく抱き締める
しのぶ「……はい//」目を潤ませ赤面混じりに頷き抱き返す
蜜璃「素敵ね」きゅんきゅん
小芭内「……
ふうっ
……(俺も…いつか、甘露寺と…
出来るようになるのだろうか…」
遠い目で窓の外を見やった
それとは対照的に、伊黒を期待混じりな目で見つめる蜜璃であった…
無一郎は有一郎と共に恵土へ引き取られ、恵土の御屋敷住まいとなっています
今回は荷物を運ぶ手伝いの為に来ました
後、甲の一歩手前の階層になったことも併せて伝えに来たそうです
今日は祝で外食なのだとか
