第12章 新たなる柱(はしら)
全身の力を一点に集中させ、一塊の動きとすること
最も自らの身体に合った、各々それぞれの身体に合ったバランスを見極め習得することを
それを持続し、慣れ…皆が少しでも笑っていられるように……
恵土「だから………(ぐぐぐっ!!)←拳を強く握り締める
少しでも…長生きして、無事で、死なないでいて欲しい
誰よりも…無事で、幸せで、健康で、笑って生きていて欲しい
特に、お前には……」俯く
しのぶ「!師匠…
(そんなことを…考えていたなんて」顔を歪める
肩に触れようとして
震えるそれに、伸ばした手を止める
恵土「少しでも多くの人が…
そうなればいいと思ってる……
現実には…し切れてねえけれど
まだまだ未熟者だから……
だから………
だから……っ
無理だけは、しないでくれ
頼む
このとおりだ」
涙ながらに、正座したまま頭を下げた
しのぶ「…(くす)
はい(大きく頷く)
ありがとうございます//」微笑し目線を合わせ双眸を愛おしげに見つめる
蒼榮「でもまた懲りずに無茶する!」
恵土「むっ」むかっ
蒼榮「しのぶ7なら恵土は10!」
艶「百」
蒼榮「千」
艶「万」
蒼榮「十万」
艶「百万」
蒼榮「千万」
蒼榮、艶『億!
兆!
垓!
恵土「上等だ焼き鳥にして食ってやるううううう」じゃきっ!!←抜刀し追い掛け回す
蒼榮「人殺し!
艶「鴉殺し!!
恵土「待ちやがれごらあああああ」
しのぶ「京(けい)を飛ばしてる…;」ぽつり
テロップ『この弟子にしてこの師あり』
涙なんて吹っ飛ばし、刀を手に追い掛け回すそれに…
しのぶ「ふふふっ^^(口元に拳を当てる)
(元気が出たみたいで…よかった」心底嬉しそうに微笑
しのぶは笑うばかりだったそうです
しのぶ(少しでも…応えられるようにしよう
その想いに…
頑張りに……
そんな貴方だから…報いたいし、力になりたいんだから//)目を潤ませ微笑
恵土「こんにゃろー
強くなり過ぎだろ;」ぜえぜえ
蒼榮「光と同化するそれに少しでも追い付く為頑張った!
なめてもらっちゃ困る!
艶「そうよ私もよ!」
恵土「……
お前等もだぞ?
……無茶すんなよ?」真剣
蒼榮/艶『当然!!(えっへん!!)
恵土/しのぶとは違う!!』
恵土/しのぶ『なんだってー!!/ですってー!!』
そんな一悶着は少し続いたそうな…;
