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【呪術廻戦/五条悟R18】── 花冠の傍らで ──

第7章 「背伸びの先にある恋**」


なんとか唇を寄せてみる。
けれど、すぐ目の前まで近づいたところで、どうしても唇が開かない。



「ごめんなさい……、やっぱ、無理です……っ」



後退りするように身を引くと、頭に添えられていた手の力が緩んだ。



「……うーん。ひよこの刷り込みには、まだ早かったか」



先生が小さな声で呟いた。
その言葉の意味がわからなくて、きょとんと先生の顔を見上げる。
怒っているわけでも、呆れているわけでもなさそうだった。


先生は私の頬に、軽くキスを落とすと。



「じゃあ……が入れて欲しいとこまで、唇で教えて」



入れて、欲しいとこ?
それって、つまり……
自分が入れてほしい深さの分だけ、先生のそこにキスをしろってことで――


(結局、さっきの舐めてと同じじゃん……っ!)


無理と口を開きかけたけれど、先生の指が私の唇をそっと塞いだ。



「教えてくれないと、どこまで入れていいかわからないでしょ?」



完全に、退路を断たれた。
これ、やらないと絶対に入れてくれないやつ。



「……は欲しくないの、これ?」



低い声で、さらに甘い追撃が落ちてくる。


(欲しくないわけ、ない……っ)


さっきからずっと、限界まで焦らされたままだ。
無意識に、太ももをもじもじとシーツに擦り付けてしまう。
隠しきれない私の反応を見て、先生は嬉しそうに目を細めた。


(……もう、どうにでもなれ……っ!)


覚悟を決めて、震える身体を起こす。
そして、先生のものへと恐る恐る顔を近づけた。


鼻先を掠める、微かな石鹸と生っぽくて甘酸っぱい匂い。
それに、むせ返るような熱気に何も考えられなくなる。



「っ、ん……」



真ん中あたりに自分の唇を押し当てて、すぐに顔を離した。
顔中から火が噴き出しそうなくらい熱くて、心臓がバクバクとうるさく鳴っている。


(……こ、これでいいよね……っ?)


涙目で、ゆっくりと先生の顔を見上げると――
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