第7章 副隊長、一目惚れしてました
彼は私が座るとやっと座ってくれたので、食べようと言って箸を持つ。
「うんまいっ、最高や。味はもちろんやけど、凉の愛情たっぷり入っとるやろ。僕にはわかる。」
それはわかるものなの…。
ちょっと引き気味にお礼を言ったが、彼は気にしていないようだ。
たまに変なことを自信満々に言うので引く時がある。
いつもは嬉しくてきゅんきゅんなのだが…。
食べ終わって後片付けをしていると後ろからお腹に手を回し、僕がやると言っている。
「いいよ、お風呂入っておいで。」
「風呂は一緒に入んねん。」
まさか、私が生理だということを忘れているんじゃないだろうな。
生理だから無理だと言えば関係あらへんと返ってくる。
ふむ、どうしたものか。
「風呂やとえろいこと出来るやろ。」
それが目的だったのか!
「ナカは触らへんから、ちんこもくっつけへん。どうしてもあかん?」
「……早く、洗お…洗ったの、拭いて片付けてくれる?」
洗った食器を差し出すと途端に声が明るくなり、機嫌よく手伝ってくれる。
宗四郎が手伝ってくれたので意外と早く終わり、一度お風呂のお湯を確認しに行く。
温くはなっていないのでこのまま入ろうと着替えを持って宗四郎を呼ぶ。
脱衣所でタオルや着替えを置いているとすぐに彼は来て、服も脱いでいないのにキュッと胸の突起を摘んできた。
まだダメと言っても離してくれない。
「なんでずっと勃ってるん?痛い?」
「っ…痛くないよ。たぶん、もう少ししたら、普通になるよ…んっ。」
生理前や初日は勃つことがある。
特に痛みや痒みは感じないのでいい方だろう。
私は2日目からが地獄なのだ、その時によって違うけど、鎮痛剤は欠かせない。
「ちょっとでも痛かったら言うてな?乳首だけやないで?こことか…。」
下腹部を撫でて首筋にキスをしてくる。
頷くとTシャツを脱がされてズボンも脱がされそうになったので、慌てた止めた。
経血がついている物は見せたくない。
先に入っててと言って彼が浴室に入るのを待つ。
彼が入っていくのを確認して私も服を脱ぎ、ある程度隠しながら浴室に入った。