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緋色の愛で抱いて【最遊記悟浄夢】

第19章 ビッグサプライズ


ベッドに横たわりながらも理世は座って煙草を吸う悟浄に問いかける。

「…ねぇ、悟浄?」
「んー?」
「実際悟浄ってどんなコスプレされると嬉しいの?」
「何、それ言ったらシてくれるの?」
「参考までにってだけよ」
「んー、別にこれと言ってねぇな」
「何よ、その答え…」
「んー?だってよ?結局脱がせちまう訳で」
「…その前の話よ」
「マジで特にねぇって」

『そっかぁ…』と呟く理世は、起き上がり、煙草を取り上げるときゅっと灰皿にもみ消す。

「おーい、俺の」
「口寂しい?」
「…んなことねぇ」
「フフ…」
「だって、キス…してくれんのでしょ?」

そういわれればはだけるローブを肩にかけたまま悟浄の唇を奪っていく理世。

「…やっぱやめとけばよかった…」
「なぁんでよ」
「煙草感が半端ない」
「ん?でもそれをしてきたのは理世だけど?」
「だから後悔…自己嫌悪」
「そこまで言うかぁ?」
「でも…」

ぴとっとくっつきながらも理世は悟浄に伝える。

「…悟浄とするキスは好き」
「ん、聞いて知ってる」
「…ん」
「あー、俺が我慢ムリ」

そういえば悟浄は自身の足の間に来るように促す。そのまま膝で立ち、理世は上から見下ろした。

「…なぁに?」
「クスクス…知ってるクセに」
「知らねぇなぁ」
「フフ…あ、」
「んー?何?」

ツ…っと悟浄の首筋をなぞればン…っと小さく悟浄も声を漏らす。

「何…ッッ」
「悟浄のココ…消えちゃったね…」
「ん?…あー、ナンパ除け?」
「除けにもならないじゃない…」
「フ…んじゃぁよ?・・また付けて?」
「え?」
「え?じゃねぇよ。んな顔するなら理世のだってつけてくれて構わねぇよ?」
「…私のって…彼氏じゃないくせに…」
「それもそうだ。」
「……でも…」

そう言ってそっと顔を首筋に埋める理世はちぅ…と吸い上げる。

「…つけていいなら…」
「・・おぅ」
「その間がどうなんだろって思うよ?」
「別に?つぅか、俺のも結構ついてっし?」
「これはつけすぎ」
「見えねぇんだからこのくらいしても問題ねぇだろ…」
「…むぅ…」

そう膨れると理世は少し下にもう一つ小さく咲かせた。

「…これで良し…」
「本っと俺の事好きだねぇ」
「しーらない」
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