【薬屋のひとりごと】後宮の外に咲く毒の華【R指定】
第7章 【R指定】花街に毒の花が咲く③
「…はぁ…瑞……。」
月娘の頬を掴んでいた手は、ゆっくりと月娘の胸元の服を剥がした。
ただでさえ薄い着物だったのに更に下には何も着ていなくて、月娘の綺麗な胸がすぐに現れた。
「…………………。」
こんな服で、高順に身体を密着させていたと言うのか。
今更ながらまた怒りが湧き出てきた。
壬氏は月娘の首筋に唇を付けると強くその肌を吸った。
ジクッとした鈍い痛みが、首筋から胸元に移動していく。
柔らかい乳房に同じ痕を付けると指で乳首を擦った。
「ん……。」
それだけで固くなった乳首を見て壬氏は目を細めた。
いつもならもっとこの身体に貪りついたはずだ。
壬氏は自身のモノを服から出すと、すぐに月娘の足の間に身体を入れる。
「っ…瑞……。」
壬氏がそのまま腰を押し付けたので、月娘の腰が思わず跳ねた。
「あっ…瑞っ!」
まだ慣らされていない月娘の中は、当たり前だか壬氏のモノを全て受け入れる事はできなかった。
それどころか、強い圧迫感に月娘は身体を引かせた。