第24章 保科の休日✿番外編
宗四郎さんの上で必死に腰を振り達すると、足りひんと言った彼は私を仰向けにし、太腿を抱いて激しく腰を振った。
何度も果ててベッドの上で脱力する私の上に覆い被さった彼は額に口付けて微笑む。
「めっちゃ可愛かったで。続けて2回も出してしもた…。」
腹に精子かかっとるのえろいと言いながらお腹を撫でて精液を掬い取り、私の唇に触れる。
私はソレを舐めて指を咥えた。
ほんまに可愛ええし綺麗やと恍惚とした笑みを浮かべて頬を撫でてくる。
好き…本当にこの人が好き。
早く私の想いを受け止めて…。
「機嫌、治ったやんな?せやったら、はよシャワー浴びて飯食いに行こ?美影の好きなもんなんでも食わせたる。」
上体を起こした彼が腕を引っ張るので、両腕を広げて甘えた。
しゃーないなぁと言いながらも嬉しそうに微笑んで私を抱える。
「宗四郎さん、好きです。離さないで…。」
「ずるいて……でも…離さんよ、ずっと離さん。」
抱えたままきつく抱き締めてくれる彼への想いが次々と溢れていく。
彼からの愛の言葉が紡がれるのは、もう少し先のこと……。
__________....end.