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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第20章 結婚


先にシャワーを浴びてくるように言って、鮭や卵巻きをテーブルに運ぶ。

たぶん、宗四郎にも私の汗がついているだろう。


少ししてから味噌汁を温め直していると、宗四郎が上がってきた為、ご飯をよそっている間に温まった味噌汁もテーブルに運んでいくと、宗四郎が私を見つめてきた。


「美影…僕の奥さん、おはようのちゅーせぇへん?」


「私の旦那さん、聞かなくてもしてください。」


笑い合って軽く唇を重ねた。


「おはよ、今日も大好きや。」


「おはよ、私も大好きだよ。」


めちゃくちゃ新婚さんっぽくない!?違う?
新婚さんってこんなんじゃない?


少し照れ臭くて、早くご飯を食べようと席についた。


美味い、ありがとうと頬張る彼を見ながら微笑む。


平和だなあ、ずっとこんなんだったらいいのに…。

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