第9章 決断

服の中に手を入れると乱暴に下着を上に捲る。

そして、宗四郎さんのような優しい手つきではなく、痛みを感じる程強く胸を鷲掴みして揉まれた。


「い、たい…いや…。」


宗四郎さんではない人に身体を触られる不快感と痛みで涙が溢れる。


先程たくんさん弄られてヒリヒリと痛む敏感な先端を強く摘まれれば、痛みと快感が走り喘ぎ声が大きくなった。


やだやだやだ……。


「そ、しろ…さん…たすけ、て…。」


嫌なのに身体は快感を求めていて、イきたくて膝がガクガク震え、下着が濡れていく。


胸を弄っていた片手が下着の中に入り、お尻を撫でながら下ろされる。

下着を見た先輩がこんなに濡らしてるのかと、下品に笑った。


私は宗四郎さんと付き合っているのに…こんなことをしてどうなるかわかっていないのか。


「こ、んなことして…どうなっても、知りません、よ…。」


「ははっ、副隊長以外の男に犯されましたって言えるのか？気持ちよくなって喘いで、まんこダラダラにして善がってました、ってよ。」


何か盛られたせいでこうなっているのだ。
いつもだったらこんな風にはなっていない。

喋るのもきついのでそれ以上は喋らなかった。
何を言っても意味はないと思ったから。