第5章 ウザい上司 五条×補助監督(R18)
「っ!……ご、ごじょ…!」
「大丈夫、痛くはしない。止めないだけで。」
目隠しをしたままだと言うのに、どんな目をしてるのかにはなんとなくわかった。
高揚させ、吐く息は熱く、ぺろりと覗く舌はまるで獲物を狙う獣そのものだ。
「ひっ……ぁ…っ!」
首から鎖骨にかけて指先で撫でていく五条。
五条の熱い指先は、を震えさせた。
「舌出して?」
は恥ずかしくて横を向こうとしたが、五条はの顎を掴み自分の方を任せると、ぐぃっと舌を捩じ込んだ。
「…んっ…!」
激しい。
いつもより激しくの舌を深く求めた。
もちろん痛いわけではない。
いかにいつも五条がに手加減していたか、は身を持って知った。
「…っは……んむっ…!」
はわずかな酸素で朦朧としていた。
五条はの気付かぬうちに、破れたブラウスの隙間から下着をたくし上げ、激しく胸を弄り出した。
「んぁ……や…ぁ…」
「…あー、可愛い。」
アイマスクをしたままでも、どこを見ているのかわかった。
興奮した様子での顔を間近で見下ろしていた。
五条は目隠しに指をかけくいっと上にあげようとしたが、がその手首を掴み首を振った。
「ん?どした?」
隙間から見える澄んだ青い瞳を見ることができないは、その瞳から逃れるように顔を背けた。
「余計に…緊張して……」
「ふーん。」
意地悪そうに口角を上げ、五条は目隠しを取らず元に戻し、
ふわっと上に向かう五条の白い毛先をは瞬きをしながら見つめた。