第1章 1夜
「ハァッ、、、ナカ熱っ、、、気持ち良すぎっ、、」
『あっ、、んっ、、、』
すると乙也君は私の太ももをさらに高く持ち上げ、重なり合うような体制になると一段と激しく動き始めた
「やば、イキそー、、、」
快感の波が押し寄せる
女の子の扱いに慣れてそうな彼の、余裕のない表情にお腹の奥がキュンと疼いた。
腕を伸ばして乙也君の額に滲む汗を指で拭う。
(綺麗な汗だな……)
『乙也君、、、気持ちい?』
「あったりまえだっつーの……」
フッと笑いキスを一つ落とす彼は歳下とは思えないぐらい大人びていた
『・・・キス、うまいね。もっとしたくなる。』
彼の首の後ろへと腕を回し自分の方へと引き寄せキスを催促する
「・・・・・マジ無理。可愛い過ぎて無理。」
舌先を絡め合いお互いの唇を貪り合う
クチュクチュ、チュパッ、、
舌の感触と熱い体温、止まらない律動に堪らず声は漏れ続ける
『あっ、ン、、んンッ、、、』
残り5分
彼の肩越しに見えるタイマーは残り時間は5分を切っていた
腰を打ちつけるスピードが一層早くなり、乙也君の限界も近そうだ。
(ギリギリ、、、かな。)
快感に溺れそうにはなるけど、これは仕事
頭は冷静だ。