第5章 夏だ!海だ!臨海学校だ!
『あの…しぃ?どうしたの?』
椎名「ちょっと黙って」
『へ?』
キョトンとしているは美しく綺麗だ
椎名はの髪を撫でる
癖がなくサラサラと滑り落ちる銀髪
『ん…ふふっ…しぃ擽ったい』
クスクスと笑うは美しく儚く慈愛に満ちている
椎名「早く俺と付き合わない?」
『またその話?しぃ好きだね』
椎名「俺本気なんだけど」
その言葉には静かに椎名を見つめる
その目は凪いだ海のようで静かで
椎名「何…?」
『ん…?…ん〜…しぃは私よりいい人居そうだなって』
そう言って椎名の頭を撫でる