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12歳年下の旦那様との甘い生活

第90章 7月10日 旦那さんのお誕生日 ~昼から夕~



そう、最後の…ヒントが示す場所は
今は玄関から入ってすぐの場所に
置いたままになっている。
私のキャリーバッグの事。

流石に…私が
キャリーバッグの中に入れて
垂水のテラスハウスから持って来た
これを…ホテルの人に隠して貰うのは
中身が見えない状態でも…
私には抵抗があったから。

『巴のキャリーバッグ
開けて良いんですか?』

と心配そうにしている旦那さんに
開けて良いよと声を掛けると。
旦那さんがちょっと広い場所に
キャリーバッグを移動させて
私のキャリーバッグのロックを外して
どうぞと促した。

旦那さんがキャリーバッグを開くと
これがプレゼントだよって
わかりやすい感じの
リボンのついた袋が入っていて。

シュルっとリボンを解いて
旦那さんが袋の中身を確認する。

『巴、これ…
えっちな下着じゃないですか』

「うん、自分で…そう言うの…
偶には用意してみようかなって思って…」

『ありがとうございます、巴ッ。
今夜はこれ着て下さいね、巴』

旦那さんはイベントになると
えっちな下着用意してくれるから
こう言うの好きなんだろうなって。

リゾートにピッタリな雰囲気の
肌の露出の多いスケスケの
ボタニカル柄の水着風の下着…で。

それと…かなりセクシーな
布面積がかなり少ない水着で
プライベートな所でしか
絶対着れない水着…。

『こんなのもあるんですか?
これ、着て貰えるんですか?』

「うん、そのテラスにある
露天風呂に…それで入ろうかなって…」

『この水着、凄い良いですよ、巴
白でお上品な清楚さもありつつ、
大胆なデザインでGJ過ぎますよ~』

金額的には両方とも全然大した事
無い感じの品物なんだけど…。
こんなに喜んで貰えてよかった。

ピンポーンと、
玄関のインターフォンが鳴って。

『あ、巴。
僕対応して来るんで
ちょっとここで待ってて下さいね』

と言って、私をバスルームに置いて
玄関まで旦那さんは対応しに行った。

私は、誰がこの部屋に何をしに
来たのかを…知ってるんだけど。
旦那さんの中では、私がこれを
知らない設定になっているので…
私は全力で知らないフリをしないと…。



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